「医療事務の態度がきつい…」
「ちょっとしたことで陰口を言われる気がする…」
「同じ職場なのに、なぜか溝を感じる…」
薬剤師として働く中で、医療事務との人間関係に悩んでいる方は本当に多いです。
毎日顔を合わせる相手だからこそ、関係がこじれると仕事のモチベーションまで下がってしまいますよね。
この記事では、薬剤師と医療事務の関係が悪くなる6つの理由と、すぐに実践できる対処法をわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- 薬剤師と医療事務が衝突する6つの原因
- 今日から試せる関係改善の具体策
- どうしてもツライときの最終手段
薬剤師と医療事務の関係が悪くなる6つの原因
まずは、なぜ関係がギクシャクしてしまうのか。
主な原因は次の6つです。
- 給料の違い
- お互いの仕事内容を理解していない
- 残業時間の違い
- 立場の違い
- 情報共有の不足
- 患者の愚痴が医療事務に向く
1つずつ、現場でよく起こる「あるある」と一緒に見ていきましょう。
①給料の違い
一般的に、薬剤師の方が医療事務より給与水準が高い傾向にあります。
そのため、勤続10年以上のベテラン医務よりも、新卒1年目の薬剤師のほうが給料が高い…というケースは珍しくありません。
医療事務の立場で考えると、これはなかなか複雑な気持ちになるはずです。
特に、まだ仕事に慣れていない新人薬剤師が高給をもらっていると、つい次のような言葉が出てしまうことも。
「高い給料もらってるんだから、これくらいやってよ」
「こんなミスする?私より給料多いんだよね?」
「給料に仕事量が見合ってないんじゃない?」
もちろん極端な例ですが、新人時代に近い言葉をかけられた経験がある方も多いのではないでしょうか。
こうした態度を受けると、薬剤師側も身構えてしまい、結果的に細かいミスを強く指摘するなどの形で関係がさらに悪化していきます。
②お互いの仕事内容を理解していない
薬剤師と医療事務は、同じ薬局で働きながらも業務内容は大きく違います。
| 職種 | 主な業務 |
|---|---|
| 薬剤師 | 調剤・監査・服薬指導・薬歴管理・在庫管理 など |
| 医療事務 | 受付・処方入力・レセプト業務・調剤補助 など |
お互いの業務名は知っていても、「どれくらい時間や労力がかかるのか」までは把握していないことがほとんどです。
その結果、こんな不満が生まれやすくなります。
- 「処方入力が遅くて投薬が止まってる…もう少し早くできない?」
- 「レセプトってそんなに大変?」
- 「薬歴・疑義照会、何にそんなに時間かけてるの?」
- 「また欠品?在庫管理ちゃんとやって…」
お互いの「見えない苦労」が想像できないと、ちょっとしたことでイラッとしてしまうのです。
③残業時間の違い
店舗にもよりますが、医療事務は薬剤師よりも残業が少ないのが一般的です。
医療事務はレセ締めとレジ締めが終われば、基本的にすぐ帰宅できます。
一方で薬剤師は、薬歴・在庫管理・予製作成などが残っていると、なかなか帰れません。
さらに店長や管理薬剤師になると、シフト作成・本部メールへの返信もあり、残業はもっと増えます。
知人の店長は、月平均30〜40時間の残業をしていると話していました…。
自分の仕事はまだ山積みなのに、医療事務がさっと定時で帰っていく。
その光景を見ると、「なんかズルい…」とモヤッとしてしまうのも無理はありません。
④立場の違い
薬剤師は業務上、医療事務に「指示」「確認」をする立場になりがちです。
- 採用メーカー変更にともなう処方入力の指示(先発⇔後発の変更含む)
- 加算が算定できる患者の入力修正
- 入力ミスの訂正依頼
- 薬情など帳票の記載修正
さらに、店舗ルールを薬剤師だけで決めて、後から医療事務に伝えるというケースもよくあります。
医療事務からすれば、自分が関わっていないところで決まったルールに従わされる形になり、不満が溜まる原因になります。
⑤情報共有の不足
後発品メーカーの変更、先発⇔後発の切り替え、加算ルールの変更など、
店舗運営の変更点が事前に医療事務に共有されていないことがあります。
処方入力が終わった後に「あ、それ変わったから直して」と言われると、
医療事務側は二度手間になり、焦りと不満が一気に溜まります。
これが繰り返されると、薬剤師全体への信頼が低下し、関係修復はどんどん難しくなります。
⑥患者の愚痴が医療事務に向く
薬の欠品や薬剤師の対応に不満があった患者が、会計のときに医療事務に文句を言うことはよくあります。
原因は薬剤師側にあるのに、クレームを直接受けるのは医療事務。
これは気分の良いものではありませんし、不満が薬剤師に向くのも当然です。
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まずは対処法から見ていきましょう。
関係を改善する4つの対処法
原因がわかったところで、今日から実践できる対処法を紹介します。
①情報共有はアプリやノートで「見える化」する
口頭での申し送りは、忙しい時間帯ほど抜け漏れが起きます。
ツールで残すのが一番ラクで確実です。
- アプリ:Trello / Evernote / Asana など
- ノート:市販のリングノートや業務日誌でもOK
「言った/言わない」のトラブルが減るだけで、不要な衝突は驚くほど減ります。
②普段から雑談して「親近感」を作る
意外かもしれませんが、関係改善で一番効くのは雑談です。
暇な時間や患者さんがいないタイミングで、ちょっとした雑談をする。
それだけで相手に親近感が生まれ、業務中のコミュニケーションも一気に円滑になります。
一見ムダに見える雑談タイムが、仕事の流れを整える潤滑油になっているのです。
③医療事務にも「決定権」と「発言の場」を渡す
店舗ルールやメーカー変更を、薬剤師だけで決めないのがポイント。
事前に医療事務にも一声かける、または定期的にスタッフ全員でミーティングをする。
これだけで「巻き込まれてる感」がなくなり、不満が溜まりにくくなります。
おすすめのタイミングはこちら。
- 朝一番(患者さんが少ない時間帯)
- 昼休憩前後の空き時間
- 閉局後の10分ミーティング
- 始業時刻を15分早めて時間を確保
知り合いの薬局では、シフトを8:45からにして9:00開局までの15分を共有時間にしていました。
たった15分でも、1日の流れがガラッと変わります。
④どうしても無理なら「環境を変える」
努力しても改善しない場合、無理にその職場で頑張り続ける必要はありません。
合わない人間関係は、自分1人の力ではどうにもならないことの方が多いからです。
- チェーン薬局・ドラッグストア・病院:店舗異動・部署異動を希望する
- 異動が難しい規模の会社:転職で環境を変える
今の薬剤師の転職市場は売り手市場です。
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最後に、この記事の要点を振り返ります。
この記事のまとめ
- 関係が悪くなる原因は給料・業務理解・残業・立場・情報共有・患者対応の6つ
- まずは情報共有の見える化と雑談から始めるのが効果的
- 医療事務にも決定権と発言の場を持たせる
- 努力で改善しないときは異動・転職で環境を変えるのが正解
人間関係のストレスは、放っておくと心も体も削られていきます。
「気合で乗り切る」のではなく、仕組みと環境でラクになる方法を選んでください。
この記事が、あなたの悩みを少しでも軽くするきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!